中国西部の山岳地帯に生息するサル・キンシコウは食用と毛皮を目当てに狩猟されていたが、森林伐採が生息数の減少に追い打ちをかけた。そこで中国の科学者が1990年代に保護グループを創った。この地域が国立公園となる前は500頭足らずしかいなかったが、現在では3倍以上に増えている。教授は「70年代、巣は伐採で破壊され、生息数は急速に減った。しかし今は保護されているため、生息数も急回復している」と話す。伐採で荒れ果てていた山岳地では植民が進んでいる。さらに農家は移住が命じられた。観光客は国立公園を訪ねることができるが、キンシコウの保護区への立ち入りは禁止されている。科学者たちはカメラを設置し、キンシコウ以外の動物も監視している。例えばイノシシなどの動物を研究している。たゆまぬ努力がキンシコウの復活に繋がったことに胸を張っている。