佳子さまの公式外国訪問は4年ぶりとなる。ペルーを訪問するのは、今年はお互いに通商航海条約を結んで150周年にあたり、ペルー政府から招待があったからだという。こうした皇族方の外国訪問は、節目の年に行われることが多いという。佳子さまの始めての外国訪問も、同じ様に外交関係樹立150周年を迎えたオーストリアとハンガリーだった。ペルーは120年以上前に日本人が移住していて、日系人が約15万人と世界で3番めに多く暮らしているという。ペルーには1967年に上皇ご夫妻、その後も陛下の妹の黒田清子さんや秋篠宮ご夫妻、小室眞子さんも訪れるなど皇室が長く心を寄せている国でもある。今回ヒューストンを経由するが、眞子さんと会う予定はないという。ただ2人はなんでも話せる友達のような関係で仲がよく、引き継いだ公務の相談をするなど、日常連絡は取られていると思われるという。眞子さんの結婚前最後の外国訪問がペルーだった。今回の滞在中には、十分に教育を受けられない女性の自立を目指す職業訓練センターや、聴覚障害のある子どもたちの学校で手話の授業をされるなど、佳子さまならではの行事も予定されている。