ドイツの主要政治家は不満を押し殺し批判はあっても心からの祝福を送った。記者会見の前にフランス・マクロン大統領と協議したショルツ首相はEUの協力を強化すると発表した。この日の朝ウクライナから戻ったベアボック外相は「EUが独自性を強めることが必要だ」と述べた。CDU(キリスト教民主同盟)は政府の準備が不十分であり、長い間、期待したことがかなうのではないかと考えていたと批判する。各党はBSW(ザーラワーゲンクネヒト同盟)とAfD(ドイツのための選択肢)を除きハリス氏を望んでいた。トランプ氏のドイツ自動車業界に対する脅しに関しては彼を支持する党も懸念している。ドイツは、できるかぎり第2次トランプ政権への準備をしている。