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「カイコ」 のテレビ露出情報

群馬県の北西部に位置する中之条町は1000mを超える山々に囲まれた高原の町。人々は山を切り拓き、畑で様々な野菜や花を育ててきた。アサギマダラ、クジャクチョウ、ヒメシジミなど100種類以上のチョウを見ることができる。中之条町は明治以前から養蚕が盛んで山裾には桑畑が広がる。桑の葉の陰にはヤマドリが身を潜めタマゴを温めていた。地面にタマゴを生むヤマドリにとって桑畑は絶好の隠れ家となっている。群馬県には8万軒を超える養蚕農家があったが、戦後は化学繊維が普及して絹糸の生産が減ったことから、中之条町で養蚕の技術を受け継いでいるのはわずか数軒のみとなった。登坂昭夫さんはヤママユガ(ヤママユ)の幼虫がクヌギの葉を食べて育つことに注目し、桑の葉ではなく、クヌギの葉を使ってカイコを育てている。カイコが夜に作った繭を翌朝に丁寧に集める。一反の布を作るには5000個もの繭が必要となる。鮮やかな緑色をしたヤママユの絹糸は伸縮性があり、しわになりにくいのが特長。8月になるとクヌギの樹液を吸うためにカブトムシやオオムラサキがやって来た。養蚕の伝統を受け継ぎ、自然と寄り添った人々の暮らしが多くの生き物の命を支えている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年11月25日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび!(ニュース)
ミノムシの糸について研究・開発している「興和」未来事業企画室・室長の浅沼さんに話を伺う。世界で初めてミノムシの糸がスポーツ用品に繊維として製品化に成功。興和と農業・食品産業技術総合研究機構が8年がかりで開発したもの。糸をシート状の新素材「MINOLON」として製品化。ミノムシはミノガ科に属するガの総称で、葉や枝を絡めた巣を作りその中で生活をする。昔の人がワラ[…続きを読む]

2024年8月17日放送 18:30 - 19:00 日本テレビ
満天☆青空レストラン(満天☆青空レストラン)
モロヘイヤはシマツナソという一年生の植物で春先に種を植えると4か月で収穫できる。エジプトでは紀元前から薬として珍重されクレオパトラも好んで食したとも言われる。モロヘイヤはアラビア語で王様の野菜という意味がある。モロヘイヤが群馬県で栽培されるようになったのは1990年代。養蚕業が衰退しカイコのエサとして育てられていた桑畑を生かすため野菜の栽培を模索する中で群馬[…続きを読む]

2024年8月1日放送 1:40 - 2:10 テレビ東京
お仕事search!それってグッジョブ(お仕事search!それってグッジョブ)
長野県・伊那市は南アルプス、中央アルプスが望め、信州そば発祥の地としても言われる(諸説あり)。さらに移住スカウトサービス「SMOUT」に登録する地域の中で、同市は23年に移住先1位に輝いた。伊那市役所に勤務する藤井香織さんも移住者の1人。新山小学校では地域住民と交流し、自然を生かした教育を実践していて、生徒たちはカナヘビ、カイコなどを飼育。このような教育方針[…続きを読む]

2024年6月28日放送 4:00 - 4:10 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅(ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅)
「桑」は春の季語。カイコが食う葉が「桑」になったといわれる。「桑の実」は夏の季語。食べると甘酸っぱい味がする。「桑」は雷除けの木とされ、「くわばらくわばら」と唱える風習が全国に残っている。

2024年6月22日放送 7:30 - 8:00 NHK総合
NHKニュース おはよう日本(中継)
富岡製糸場から中継。3日後に世界遺産登録から10年を迎える富岡製糸場。保存のための補修工事が現在進行形で進められている。補修が終わり次第、公開エリアは拡大されていく予定。場内には従業員用の住居が残っている。大正8年に建てられた長屋形式の社宅で昭和後半まで使われていた内部を紹介。場内に人々の営みがあったことを知ってほしいと5年前に補修、公開された。昭和30年代[…続きを読む]

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