和歌山県串本町にある日本初の民間ロケット発射場で予定されていた小型ロケットの打ち上げは、土曜、日曜と2日連続で中止となった。日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」からの「カイロス2号機」の打ち上げは、日本の民間ロケットとして初めて人工衛星を地球の軌道に投入する計画。ことし3月の初号機の打ち上げでは、直後に安全システムが起動し爆発していた。そこからわずか9か月後の再挑戦だが、2日連続で上空の強い風を理由に直前で中止が決まった。打ち上げを行う企業「スペースワン」は会見で、「次回は3日後の18日、午前11時の打ち上げを目指し調整する」と発表した。