岸田総理大臣は今日午後出発予定だった中央アジアとモンゴルへの訪問を取りやめる方針を固めたことがわかった。岸田総理は現在、長崎で平和祈念式典に出席。このあと、そのまま長崎から中央アジアに向かい、12日までの日程でカザフスタンとウズベキスタンそしてモンゴルを訪問する予定だった。しかし昨日夕方に発生した宮崎県で震度6弱を観測した地震と南海トラフ巨大地震の注意情報の発表を受け、一連の対応に集中するため訪問を取りやめる方針を固めたことがわかった。岸田総理は昨日夜、報道陣の取材に対し「南海トラフ地震への警戒態勢を構築しているところで状況を踏まえて適切に判断したい」と説明していた。