トランプ次期大統領は新政権のFBIの長官に、弁護士で熱烈なトランプ氏の支持者でもあるカシュ・パテル氏を起用すると明らかにした。パテル氏は第一次トランプ政権で国防総省高官などを歴任し、トランプ氏に対する強い忠誠心で知られている。また、FBIの解体を主張し、捜査権限の縮小や高官の訴追などにも言及している強硬派で、連邦捜査へのトランプ氏の影響力が強まることに懸念も挙がっている。トランプ氏はパテル氏について「FBIに忠実さ、勇敢さ、誠実さを取り戻すために働くだろう」とコメントしている。一方、トランプ氏は長女・イバンカ氏の夫のジャレッド・クシュナー氏の父親で、実業家のチャールズ・クシュナー氏を駐フランス大使に指名することも発表した。