トランプ前大統領がアメリカ・ニューハンプシャーでも勝利し、トランプ政権復活の可能性が現実味をおびてきた。同盟国の中では対策にのりだす国もでてきている。隣国のカナダのトルドー首相は記者会見で閣僚2人が率いる対策チームを立ち上げ、トランプ氏が大統領になった場合どう関与していくか検討を始めた考えを明らかにした。トランプ全政権時代、アメリカとカナダの関係は大きく揺れ動いた。カナダは貿易の大半をアメリカに依存しているが、カナダの製品に一方的に関税をかけ貿易協定の見直しを迫った。またトルドー首相とトランプ大統領との個人的な関係も悪化した。油井さんは「トランプ氏はアメリカ第一主義で同盟国軽視ともいえるだけに、ヨーロッパの同盟国の間でも不安の広がりとともに、備えを始める声が出始めている」などと話した。また、台湾の防衛に消極的との憶測を呼んでいる。