セブン&アイホールディングスは去年3〜11月期の連結決算を発表し、売上高は前の年の同じ時期と比べて5.7%増え9兆695億円だった。一方で純利益は65.1%減り636億円だった。北米で物価の高騰が続き節約志向が一層強まったことなどが影響した。不振が続くイトーヨーカ堂のネットスーパー事業再編などで特別損失1789億円を計上したことも重しになった。セブン&アイはきょうの会見でカナダのコンビニ大手や創業家からの買収提案を受けていることについては5月の株主総会を目安に「一定の判断をする」との考えを示した。