ゲームを障がい者が参加しやすい舞台にするためゲーム開発のあり方も変わってきている。カプコンでは視覚に障がいがある人でも音で戦況を把握できるサウンドアクセシビリティ機能を開発してきた。試作版では潜水艦のソナーをイメージした効果音で相手との距離感をわかるようにしたが、格闘ゲームのイベントを開いている障がい者団体に聞いてもらうと「鳴り続けているとうるさい」といった声もあった。意見を踏まえ、相手との距離感は断続的な音に変えて上中下段の攻撃の高さの違いも音色でわかるようにした。現在様々なゲームでハンディキャップを埋める機能が開発され、誰もが同じ舞台で戦えるよう進化を続けるゲームはさらなる広がりを見せている。去年IOCはeスポーツの大会を新設することを決めた。