東京渋谷区の長谷部健区長は今月31日のハロウィーンを前に日本外国特派員協会で会見し、改めて来訪の自粛を呼び掛けた。毎年10月のハロウィーンの時期に大勢の人が集まる渋谷区で区が対策を始めたのは2015年。当時は節度を持って楽しんでほしいと呼び掛けていた。駅や商業施設のトイレが汚され、路上に大量のゴミが放置されるなど苦情が寄せられたのがきっかけで、着替えやメーク用のテントを公園に設置した。カボチャの飾り物をイメージしたごみ袋も配った。スクランブル交差点にはDJポリスも出動。ところが、2018年ハロウィーン直前の週末に軽トラックが横転させられる事件が発生。酒が絡むトラブルもなくならず、2019年にはハロウィーンの期間に路上や公園などで飲酒禁止条例が制定された。今年は新型コロナの5類への移行後初めてのハロウィーンで、多くの外国人観光客の来訪も予想されている。
去年韓国ソウルではハロウィーンを前に集まった大勢の若者などが折り重なるようにして倒れる事故が発生。渋谷区では警戒を強めている。渋谷区では先月、トラブルなどを防ぐための対策を発表。今月27日~11月1日までは渋谷駅周辺の路上や公園など公共の場での飲酒は条例で制限される。これに加え、最も混雑が見込まれる28日と31日は路上飲酒の制限地域にあるコンビニに対し酒類販売を自粛するよう要請する。また、駅周辺などに100人規模の警備員を配置し、人が滞留しないよう移動を促すことにしている。
去年韓国ソウルではハロウィーンを前に集まった大勢の若者などが折り重なるようにして倒れる事故が発生。渋谷区では警戒を強めている。渋谷区では先月、トラブルなどを防ぐための対策を発表。今月27日~11月1日までは渋谷駅周辺の路上や公園など公共の場での飲酒は条例で制限される。これに加え、最も混雑が見込まれる28日と31日は路上飲酒の制限地域にあるコンビニに対し酒類販売を自粛するよう要請する。また、駅周辺などに100人規模の警備員を配置し、人が滞留しないよう移動を促すことにしている。