日本時間昼前に始まる演説で、ハリス氏は米国国民の未来のために戦うと決意を強調する見通し。ハリス氏の演説に先立ち、副大統領候補のウォルズ氏も21日、指名受諾演説に臨み、選挙での勝利に強い意欲を示した。ウォルズ氏は演説で支持を広げたい中間層や労働者層に対し減税し薬価を下げ住宅を購入しやすくすると訴えるとともにハリス氏を支える決意を改めて強調。この後ハリス氏の演説では、すべての米国国民のための大統領になるという強い意思を示した上で、過去にこだわるトランプと自由や未来志向のハリスの対比を鮮明にし、団結を呼び掛ける見通し。ハリス氏はインフレに苦しむ人たちの生活支援を前面に押し出し企業への減税を訴えるトランプ氏との差別化を図っている。大統領選まで残り2か月半余りとなる中、来月10日にはトランプ氏との討論会も予定されている。