米国大統領選挙の開票状況に反応して外国為替市場は値動きが激しくなっている。米国メディアが激戦とされるジョージア州などでトランプ氏の優勢を伝えると、外国為替市場の円相場は一時1ドル153円台後半まで下落。トランプ氏が掲げる関税の強化や減税策はインフレ圧力を強めるとみられ円安が進行。金利の上昇を意識したドル買いが加速し、ここ1日で2円近く円安が加速。逆に激戦州でハリス氏が優勢という報道が流れると円高に進む可能性がある。一方、日経平均株価は米国株の上昇や円安が進行したことなどから、現在866円高。杉村さんは投機的な動きもあるのではないか、トランプ氏は住宅ローン金利を2%台まで大きく引き下げると主張する中で値動きを分析するのは難しい状況としている。