今年7月ロシアのカムチャツカ半島沖で起きた巨大地震で津波警報や避難指示を知ってから15分以内に避難した人は4割に満たないことが県のアンケート調査で判明。このアンケートは県の沿岸部8市7町の住民を対象にスマホアプリを通じて行ったもので4183件の回答が得られた。津波警報が出た後避難した人は25.5%で避難しなかった人は74.5%。津波警報などを知ってからどのくらいで避難を始めたかについては15分以内は39.3%。避難時の移動手段は自動車が66.4%で徒歩の2倍以上となった。県の防災推進課は「車での移動は渋滞で身動きが取れなくなるおそれがあるので原則徒歩での移動を」と呼びかけている。
