昨夜の東京・新橋駅前。東海道線が運転を見合わせた影響で、普段の活気が消えひっそり。首都圏でも列車の運転見合わせが広い範囲に及んだことについては様々な声が。JR東日本を取材すると、マニュアルに沿った対応だとしたうえで、津波の浸水が想定される区間を設定し、その区間内に警報や避難指示が発令されている場合は、区間内に列車を入れない措置を行うと説明している。こうした中、迅速な津波警報対策を取ったのが東京・千代田区。大量の帰宅困難者が発生するおそれがあるとして、区と協定を結んでいる帰宅困難者受け入れ施設に対し、施設を開くよう要請。その呼びかけにザ・ペニンシュラ東京や共立女子学園など12施設が応じ、SNSには「千代田区グッジョブ」などの投稿が寄せられた。千代田区・樋口区長は「初めて稼働させたが有効に働いた。これからの迅速に対応していきたい」などと話した。
