ハリソン・フォードは「働くのをやめること。今やっていることはやり遂げたいが、もっと飛行機に乗りたい」と話した（ウォール・ストリート・ジャーナルから）。ハリソン・フォードはドラマ2本に出演。「1923」は、U−NEXTにて独占配信中。「キャプテン・アメリカ」シリーズにも出演。飛行機の操縦に慣れているというハリソン・フォードだが、過去には命にかかわる事故を起こしていた。2015年、操縦していた小型機がエンジンの故障で、カリフォルニア州のゴルフ場に墜落。右足首脱臼、骨盤骨折、背骨骨折、頭部打撲など、重傷を負った。しかし1カ月で退院し、自ら車を運転して、スピルバーグ監督の自宅まで行ったという。2017年、小型機を操縦していたところ、管制官の指示を聞き間違え、乗客乗員116人の旅客機とニアミス。あわや大惨事となるところだった。当時の音声記録には、「誘導路に着陸した愚か者は私だ」と残されていた。ハリソン・フォードは免許停止、取り消しの可能性があったが、ペナルティーはなかった。
2000年、ワイオミング州で高山病などで下山できなくなった女性を、自家用ヘリで病院へ搬送した。2001年にもワイオミング州で、国立公園で行方不明になったボーイスカウトの男の子を、2時間ヘリで捜索した。2017年、カリフォルニア州で高速道路を走行中、前の車の運転手が操作を誤り転落。ハリソン・フォードが救助したという。救助活動を行う理由について、ハリソン・フォードは「いずれにせよ飛ぶのだから、どうせなら人助けをしようと」と話している。デーブさんはハリソン・フォードと同じ小学校を出ているという。デーブさんは「うちの姉も同じ高校に通っていた。僕もセスナをならった。そのとき話があった。心境を聞いてかわいそうなのはみんなやめたほうがいいとか言うだけ言って、やめたくないが、隣に別のパイロットが乗ったりしている」などと述べた。俳優・ハリソン・フォードは民主党支持者だが、共和党・トランプ大統領と切っても切れない縁にあるという。トランプ大統領は「私はハリソン・フォードが大好きだ。彼はアメリカのために立ち上がった人物だ」と話した（ニューヨーク・タイムズから）。映画「エアフォース・ワン」では、テロリストにハイジャックされた大統領専用機を取り戻すため、ハリソン・フォード演じる米国大統領が機内で攻防を繰り広げる。民主党・ビル・クリントン大統領（当時）に、ハリソン・フォードが「機内を見せてほしい」と頼んだところ、許可が下りた。2016年の米国大統領選で、共和党・ドナルド・トランプ氏は選挙活動中、勝利宣言の時は映画「エアフォース・ワン」のテーマ曲を使用した。これについてハリソン・フォードは「ドナルド、あれは映画だ。現実の世界とは違う。どうしたら分かってもらえる？」と語った。当時ハリソン・フォードが住んでいたのは、トランプ・ワールド・タワーだった。