石川・穴水町では20人が亡くなり1800人以上が避難所生活を送っている。津波の影響でブイなどが流される様子が見られる。それでも旧兜小学校を活用して営業を行ってきたかあさんの学校食堂の女性たちが避難者に持ち寄った食材を使って料理を振る舞う様子が見られる。自衛隊による炊き出しも行われている中でも調理は行われている。物価の高騰などから今年3月末で閉店する予定となっていたが、地元に恩返しをしたいという思いから自衛隊とともに炊き出しを続けている。その一方で食堂を運営する東井さんも自宅の復旧に着手できていない状況だと言い、自宅は屋根が半分落下し中も津波被害を受ける様子が見られた。それでも、震災後に孫からもらった手紙が励みになっているという。