先陣を切って敷地に侵入する犬型ロボット、兵士たちがあとに続く。これは中国軍がカンボジア軍との合同演習で公開したもので、兵士が操縦するこのロボットは、歩くだけでなくジャンプしたり伏せたりすることも出来るほか、映像を送ることもできる。また偵察だけでなく、背中に装着したライフルで攻撃することもできるという。この他にも人工知能を搭載したドローンが空中から射撃する様子も公開された。中国中央テレビは、こうした装備が「総合的な戦闘能力の向上につながっている」と伝えていて、AIなどの先端技術の軍事分野での活用が進んでいることをアピールする狙いがあるとみられる。