チコちゃんが「カーブミラーが丸いのはなぜ?」というクイズを出した。正解は近くと遠くが見えることが大事だから。京都大学の高橋良和教授に聞いた。ミラーは横からみると丸くでっぱった曲面になっている。人物が近づいてくると曲面と平面で見え方にどんな違いがあるのでしょうか。曲面だとミラーまで5mで人物が見えたが平面だとミラーまで3mで左半身のみしか見えなかった。四角いカーブミラーでも曲面のミラーが使用されている。一般道路の90%以上が丸型の理由は近くも遠くも見えるから。ほぼ同じ面積・同じ曲がり具合の丸型と角型のミラーを比較した。丸型は左右の景色を映しつつ上下の景色を広く映す。角型は左右を広く映せるのですれ違う車に注意する駐車場などで多く使われている。カーブミラーは日本道路協会によって規格が決まっている。大きくすればそれだけコストがかかり風の影響も受けやすくなりいびつな形のミラーは景観を壊すという理由でできるだけ小さく上下左右を広く映すのが丸型になる。京都市にあるこちらのカーブミラーは真下を向いているがどんな危険から守ってくれる?正解は峠の頂上部分に設置されたもので峠の向こう側を見るため。高橋先生が自転車で1時間半かけて峠をのぼり撮影してくれた。