丸亀製麺を運営するトリドールHDが店長の年収を最大2000万円にする制度を発表した。丸亀製麺の現在の制度では店長の年収は最大520万円だが、新制度では店長クラスを4つのランクに分けて最上ランクの店長の年収が最大2000万円に引き上げられる。対象は3年後には300人にし、最上位の店長は10人が誕生する想定だとしている。専門家は「人手不足の深刻化に対応するため」などと話した。2024年の宿泊業・飲食サービス業の離職率は18.1%だという。外食チェーンではガストなどを展開するすかいらーくでも店長の年収を最大1000万超とするなど、給与を引き上げる動きが広がっている。