トランプ政権が誕生するとオバマ政権で結んだイラン核合意から離脱しアメリカ大使館をエルサレムに移転するなどイスラエルよりの姿勢を見せた。イランの国民的英雄とされた革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害し火に油をそそいだ。バイデン政権になってからも関係改善は見られていない。ハマスによるイスラエル攻撃をハメネイ師は称賛した。対立が先鋭化する中で懸念されるのが今年秋のアメリカ大統領選でもしトランプ氏が勝利すれば対立がエスカレートするのではないかという不安である。専門家はイスラエル寄りの政策を追求するのではないかとしている。