ヨーロッパ政治共同体ではウクライナ支援をめぐるトランプ氏の影響が焦点となった。ウィンストン・チャーチル生誕の地であるブレナム宮殿が舞台で、選ばれたばかりのスターマー首相はヨーロッパの首脳を前に不法移民対策とウクライナへの揺るぎない支持を主張している。ウクライナのゼレンスキー大統領はプーチン大統領はヨーロッパを分断する目標を達成できずに居ると言及した。NATOのストルテンベルグ事務総長はウクライナの自由と民主主義を守ることがNATOにとって重要とし、トランプ氏の副大統領候補・バンス氏がウクライナ支援に否定的な立場であることについては、アメリカが引き続きNATOとウクライナを支持し続けると期待していると言及し、2016年にも懸念していたがウクライナに武器を支援したのはトランプ政権だったとしている。