いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤院長は「かくれ脱水の方が増えている。めまい、頭痛、倦怠感などの症状が出やすくなる。寒さが基本的にある。夏のように水分を摂取することが進まない」と話す。皮膚も蒸発する水分量が多くなる。冬のかくれ脱水のチェックリストを紹介。疲れが残る、からだの痛みが出てきた、食欲が落ちてきた、など。1つでも当てはまれば要注意。予防について、横浜市東部病院・谷口医師は「お風呂上りと朝起きたときは体の中が一番水分が少ない状態。コップ1杯程度の水分補給を必ずしてほしい」と話した。またキウイに塩をかけて食べるのも効果的とのこと。ビタミンCやカリウムなどを豊富に含む。タウリン豊富なカキなど魚介類の鍋も予防にいいという。濡れたタオルを干すのも効果がある。