大和証券CMアメリカ・シュナイダー恵子がリモート解説。17日は中国への輸出規制が強化されるとの報道で、半導体関連株が大きく下落。きょうの動きについて朝方はTSMCの好決算でAI関連が反発。グロース株売りがいったん落ち着いた。米国・バイデン大統領が週末にも大統領選から撤退する可能性が報じられるとマーケットは不透明感を嫌うため、一気にリスクオフが進んだ。キャタピラーなどトランプ銘柄が買われ上昇していたダウも下げに転じている。政治の混乱が落ち着くまで動きづらい状況。トレーダーの間ではモメンタム株の調整幅は、まだ不十分との見方もあり、利益確定の波に押されていると伝える。また米国株の物色について小型株の急騰は業績を伴ったものではないので、FRB・パウエル議長が9月利下げを示唆すれば、利益確定の可能性がある。ここからの決算でソフトランディング、AIがもたらす成長を再確認することで大型ハイテク株も上昇基調を取り戻すと期待とニューヨークから伝えた。