きょうは、列島各地で再び真夏並みの暑さとなった。きのうの大雨から一転、東京・練馬では最高気温が30.6℃まで上がり、真夏日となった。関東甲信が記録的に遅い梅雨入りを迎えようとする中、高値が続いていた野菜の価格に変化が起きていた。東京・練馬区のスーパー「アキダイ関町本店」で、先月には1玉380円と異例の高値で売られていたキャベツが、128円まで値下がり、安心して買える価格になった。キャベツの値下がり大歓迎の店は、東京・中央区にあるとんかつ店「イマカツ銀座店」。この店では、通常1玉160円だというキャベツの仕入れ値が、先月は一時2000円近くまで高騰。1日30玉もの量を使うことから、キャベツのおかわり無料を維持できなくなり、やむなく100円の有料にしたという。しかし、ようやく仕入れ値が通常価格に戻り、おかわり自由が復活した。スーパーでは旬を迎える夏野菜がお買い得。梅雨入りが遅れたことで、生育が進んだキュウリやナス、オクラやトウモロコシなどが安くなっているという。