千葉県では去年からペーパーハンターを対象とした研修を始めた。野生動物による農作物への被害は千葉県で昨年度約2億7000万円にのぼるという。また房総半島でキョンが大量発生していて住民の生活環境への影響が広がっている。勝浦市にあった観光施設から逃げ出したものが繁殖したとみられ生息数は約7万1500頭で10年間で約2倍急増している。これまで県内17の市町で生息が確認されている。生息域を食い止める対策が課題となっている。県としては野生動物を捕獲する担い手を掘り起こしてハンター不足の解消につなげていきたいとしている。