ドイツでは解散総選挙が行われ、保守派の最大野党CDU・CSUが議席を196から208に増やし、与党SPDは207から120と大敗を喫した。ドイツでは移民による事件が相次ぐ中、メルケル元首相のもとでCDUも移民の受け入れを行ってきたがメルツ党首は方針を転換して入国規制の厳格化について言及してきた。移民政策が最重視される中でワイデル共同党首が移民の大量送還を主張してきたAfDは76も152議席に増加している。AfDはCDUとともに移民政策厳格化の決議案を可決させるなどしてきたが、そのAfDは経済政策でも支持を獲得する結果となったという。