- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
備蓄米の大手小売への引き渡しが始まった。小泉進次郎農水大臣は中小の小売を対象に明日から申込みが再開される2021年産の古古古米を試食し「少し硬い。美味しくいただける」と話した。
2022年産の古古米を申し込んでいるアイリスオーヤマに申し込んだ一部の12tが引き渡された。今回届いたのは岩手県産ひとめぼれ。届くと早速行われたのは品質を確認する抜き取り検査。しっかりとした品質が維持されていたと判断できたという。当初、精米は夜になるとみられていたが品質が良かったため作業は順調に進んだ。パッケージには政府備蓄米のシールが貼られている。午後1時、予約受付が開始されるとホームページは一時繋がりにくい状況に。本日分は1時間経たないうちに完売した。今回申し込みが確定したのは61社。大手コンビニ3社は随意契約の申請が通らず改めて申請する意向を示している。
きょう農水省では町のコメ店や中小規模のスーパーに向けて新たに放出する2021年産古古古米の試食会が行われた。試食したのは茨城県産にじのきらめき。小泉進次郎農水大臣は「少し硬い。美味しくいただける。農水省の職員の中では炊き上がりの炊飯器を開けた時は少しツンとした香りを感じたという方もいた」などと話した。
きょう中小規模のスーパーなどに向けたオンライン説明会が行われた。備蓄米を売り渡すための条件は精米能力を有することや年間の取扱量が1000t~1万tが定められている。利用客からは期待と不安が入り混じった声が上がっている。都内のコメ店では不慣れなオンライン説明会に苦戦を強いられている。結局情報はテレビや新聞から得ることにした。備蓄米の放出は客の選択肢が増えると社長が歓迎している。
急ピッチで進む、備蓄米の随意契約。しかし江藤前大臣のときに入札で決まった備蓄米も、出回り始めている。参院農水委で、立憲民主党の徳永エリ参院議員は「あと1~2週間待てば、価格が下がった。2000円や1800円にする必要はなかったんじゃないか」などと発言した。しかし小泉進次郎農水大臣は「むしろ4回目の一般競争入札をやるより、早く店頭に並べていけるのは間違いない」などと述べた。一般競争入札の備蓄米が売れ残るなどの不公平感を懸念する質問に対して、小泉大臣は「仮に返還したいということがあれば、対応して有効活用する」などと考えを示した。備蓄米を巡っては、輸送の課題も。埼玉県行田市にある運送会社は、普段からコメの配送を行っている。すでに随意契約を結んだ大手小売業者に備蓄米を届ける予定が、ぎっしり入っていた。運送会社の代表は「時間内にクリアしようとすると、どこかでパンクするんじゃないか」と心配していた。明日受付が再開される2021年産の古古古米は精米能力があるコメ店と中小のスーパーに割り当てられ、大手小売は対象外。農水省は、一般の消費者に8月までに販売することを求めている。
オンラインカジノで常習的に賭博を続けていた疑いで逮捕された容疑者は、SNSでは知られた存在だった。フォロワー数は2万7000人を抱え、「明鏡止水」のアカウントで勝ち報告を数多く発信し「バカラのカリスマ」と呼ばれるようになっていた。ただ、ずっと勝ち続けていたわけではない。警視庁によるとこれまで280億円以上を賭けていたとみられ、収支はマイナス4000万円ほどだったという。一日で延べ7億円を賭け、5000万円近く負けたこともあったという。それでも容疑者はオンラインカジノを続けていた。容疑者は「金が増える成功体験があり、忘れられず現在も続けていた」などと供述している。容疑者は福島県いわき市内で暮らしており、建設会社で施工管理をする現場監督をしていた。普通の会社員に見えていたといい、勝ち続けているわけでもないのになぜ大金をオンラインカジノで使い続けていたのか、疑問が残る。実は容疑者は自身のSNSなどにオンラインカジノに誘導するリンクを貼り付け、賭け額の一部を報酬として受け取るアフィリエイトをやっていた。警視庁によると誘導された人間は100人以上で、700万円ほどの報酬を得たとみられている。警視庁の押収品の中に、容疑者が必勝法を研究し書き残していたノートがあった。その中には、「外れることが多い。やらない方が望ましい」との一文があった。警察庁はオンラインカジノに関し、アフィリエイト広告で報酬を得る人などへの取り締まりも強化していく方針。
容疑者は一般に使われる広告の仕組みを利用して100人以上をオンラインカジノに誘導し、報酬を得ていた。「アフィリエイト」という仕組みで、著名人やインフルエンサーが自身のSNSなどで商品やサービスを紹介し、そのSNSなどを経由して購入された場合報酬が支払われる仕組み。これ自体に違法性はなく、市場規模は4000億円を超すなど年々拡大している。今回の容疑者は、誘導先が違法なオンラインカジノであったことが問題視されている。警察庁が公表した実態調査では国内で約337万人がオンラインカジノを利用していることが明らかになったが、多くのカジノサイトがアフィリエイト広告を利用して宣伝していることも報告している。警察庁は取り締まりを強化する方針だが、現時点では直接的に規制する法律はなく捜査は簡単ではないという。捜査関係者によると、違法性の認識なしにオンラインカジノを利用した人の多くはアフィリエイト広告の影響を受けたケースが多いが、単に勧誘しただけでは摘発が難しく法整備などが必要だという。与党と立憲民主党は「ギャンブル依存症対策基本法」の改正案をまとめ、今国会での成立を目指している。
石破総理大臣とトランプ大統領との電話会談が日本時間の午後10時に始まったとみられる。赤沢経済再生担当大臣は現地時間30日、ワシントンでベッセント財務長官らと4回目の交渉に臨む。それを前に石破総理としては自動車の追加関税引き下げなどトップ会談で難局を打開したい考え。
16年に渡ってドイツを率いた、アンゲラ・メルケル元首相。「ヨーロッパの盟主」「ウクライナ侵攻の責任者」など様々な評価をされてきた宰相が来日し、単独インタビューが実現した。激動するポスト・メルケル時代を横目に書き上げた回顧録のタイトルは、「自由」。メルケル元首相は「テーマの『自由』は、私の人生全体を貫いている。自由は民主主義国家にしかなく、そのために私は活動してきた」などと語った。東西冷戦の始まりと共に生まれた分断国家ドイツは、その東側は貧しく、どこに秘密警察が紛れているかわからない灰色の世界だった。1989年11月9日、ベルリンの壁が崩壊し西側になだれ込む群衆の中にメルケル氏もいた。政治の世界に飛び込んだメルケル氏は、副報道官を皮切りに閣僚、党首、ドイツ史上初の女性首相へと駆け上がっていった。就任以来4期16年の長きに渡り国を導き、ヨーロッパの羅針盤として各国の指導者たちと渡り合ってきた。首相退任とともに政界を引退したが、国際社会は今冷戦崩壊後最大の揺らぎの中にある。メルケル氏はアメリカのトランプ大統領について、「常に敗者と勝者しか存在せず、“ウィンウィン”を知らない」などと述べた。ロシアのプーチン大統領は、メルケル氏の首相退任前に花束を贈った半年後、ウクライナ侵攻を開始した。その人物像について、メルケル氏は「彼はウクライナとベラルーシが独自の道を進むのが許容しがたいのだ」と語った。2014年、ロシアは軍事力を背景に一方的にクリミアを併合。メルケル氏はプーチン大統領とゼレンスキー大統領の対話も仲介したが、パンデミックがきっかけとなり断絶したという。ロシアとの関係を深めていったメルケル政権の融和的な態度が、ウクライナ侵攻を招いたのではないかとの批判に、回顧録では「関係を維持したのは正しかった」と主張している。
むき出しの力で隣国を支配しようとするロシアに、どう対峙するのか。今月就任したドイツのメルツ首相は、ドイツの兵器でロシア領内を攻撃することも容認に転じている。メルケル元首相は「いま重要なのは、欧州独自の強力な軍事的抑止力を構築すること。『後悔は何か』と問われたら、それは軍事力強化のスピード。軍事力がなければ、ウクライナは勝てない」などと述べた。ベルリンの壁崩壊から30年余り、世界には再び自由を阻害する壁が築かれつつある。この状況について、メルケル元首相は「自由とは自分のことだけ考える不謹慎なものではなく、他者の自由を認める必要がある。現在の民主主義は、ドイツが統一した1990年当時より強い圧力にさらされている」などと指摘した。前ローマ教皇のフランシスコは、意見の隔たりがある相手にどう対応するかについて「曲げて、曲げて、曲げて、けれど折れないようにすること」と語ったという。メルケル元首相は「自由を守るために最も重要なことは、妥協を良しとすること。妥協する覚悟がなければ、共存はできない。全員が自分の主張に固執すれば、コミュニティーは崩壊する」などと話した。インタビューを行った大越健介は、「軍事力強化のスピードを速めておくべきだったという後悔の念を口にしたことに、理想を語るだけでは済まないという現実主義者の真骨頂を見た」などとコメントした。
カンボジアの特殊詐欺拠点が新たに摘発され、日本人約30人が拘束された。この施設では、日本で被害が急増する警察官を装って電話をかける詐欺が行われていたとみられている。
タイとの国境に位置するカンボジア北西部のポイペトで、日本に向けて特殊詐欺の電話をする“かけ子”疑いの日本人約30人が現地当局に拘束された。摘発された詐欺拠点は、人目を避けるかのように中心市街地から2キロほど離れた場所にあった。摘発されたグループは、警察官を装って電話を掛ける手口で特殊詐欺をしていたとみられている。警察庁によると、警察官をかたる詐欺は今年1月から3月までで1894件発生し、被害額は約171億7000万円にのぼっている。今回の摘発のきっかけは、愛知県の男性がそこで特殊詐欺をしていたと話したことだった。この男性によると拠点を管理していたのは中国人約8人で、日本人が電話する様子などを別の部屋で監視していたという。愛知県警は捜査員をカンボジアに派遣し、容疑者らを日本へ移送する方針。
アメリカのトランプ大統領は、ハーバード大学への攻撃にこの日も多くの時間を割いた。「(留学生は)15%くらいに制限すべきだ。留学生がいるから、ハーバードなどに進めない人がいる」などと発言した。約3割を占める留学生について削減目標を示すとともに、ハーバード大学に求めている留学生リストの提出についての正当性を主張した。さらにルビオ国務長官は、中国共産党と関係があるか重要分野を研究する中国人留学生を対象に、ビザを取り消すとする新たな方針を明らかにした。中国本土や香港からのビザの申請に対しても、審査を厳格化するという。中国外務省は「アメリカが自慢していた“自由でオープン”という嘘を暴き、国際的イメージと信用をさらに傷つけるだろう」と、皮肉を込めて批判している。
東京都江戸川区で掘削工事中に爆発が起き、10人がけがをした事件。原因は地中に埋まっていたアセチレンガスのボンベに穴が空いて、漏れ出たガスに引火したことだとみられている。捜査関係者によるとボンベには「1964年11月」を示す刻印があり、検査に合格した年月を表していたことがわかった。警視庁は、ボンベが埋められた時期や経緯を調べている。
スイス南部の村ブラッテンで、集落の近くにある氷河が大規模に崩れた。村の約90%が氷や土砂に埋まり、1人が行方不明になっている。この氷河では数日前から小規模な崩落が相次いでいて、住民約300人に避難が呼びかけられていた。スイスの雪氷研究所は「温室効果ガスの排出量を削減しなければ、2100年までにスイスの氷河は消滅する」と警鐘を鳴らしている。
テレビ朝日屋上の中継映像を背景に、全国の気象情報を伝えた。沖縄で梅雨本番の大雨になり、道路が冠水したところもあった。この低気圧や前線が、関東にも近づいている。
テレビ朝日屋上の中継映像を背景に、全国の気象情報を伝えた。関東はあす警報級の大雨になるおそれがある。
今日の試合前時点で、MLB両リーグ個人成績の打点で鈴木誠也がトップ、本塁打で大谷翔平がトップ。カブスはロッキーズと対戦し、鈴木誠也は1回チャンスの場面でフェンス直撃の先制タイムリーを打った。ドジャースはガーディアンズと対戦したが、大谷翔平は4試合ぶりのノーヒットに終わった。
エンゼルスはヤンキースと対戦し、エンゼルスの菊池雄星が先発。ヤンキースのジャッジに対し、指揮官が2度の申告敬遠を指示した。2勝目とはならなかったが、5回1失点の好投。