高砂熱学の加藤は開拓者の一人だが一人で数十年研究をやってきた。そこから大発明が生まれたという。ロケットに積まれた水電解装置は加藤の研究によって生まれていた。実際に水から水素と酸素を取り出す。火を近づけると小さな爆発が発生。水素はクリーンなエネルギーとして注目され水素を燃料にした車も販売。しかし水素の製造過程では二酸化炭素が排出される課題もある。しかしこの装置なら、二酸化炭素ゼロで水素を取り出すことができるという。この水電解装置を大手飲料メーカーのキリンが採用。来年にもビールの製造過程で水素を使い始める予定。そして新たな研究も始まっている。錠剤のようなもので温暖化を生む二酸化炭素を吸収しようとしている。今はビジネスにならなくても将来性のあるテーマをムーンショット型研究と名付けて予算を投入したのが社長の小島。