ウクライナ・キーウで取材している高須絵梨記者が解説」アメリカが軍事支援を一時停止すると表明したことについての、ウクライナ側の受け止めについて「市民の間に衝撃が広がっている。ウクライナはこの3年間、最大の支援国のアメリカの力を借りながらロシア軍と戦ってきた。終わりが見えず、市民の疲弊もピークに達する中での今回の措置に、強い不安感、無力感すら漂っていると感じる。ウクライナのメディアは“アメリカの支援がなくても6か月は前線を維持できる”として、アメリカに代わる代替の供給先を探す必要性を強調。ウクライナ・ゼレンスキー大統領としては、ヨーロッパとの軍事協力を一層深める方針。アメリカ・トランプ大統領がウクライナの鉱物資源の権益を巡る協議に前向きであることを踏まえ、トランプ大統領との関係を修復させる道も探っていくと見られる」