きょうは味の素の中村茂雄社長。うま味調味料や冷凍食品などの食品事業が主力。売上高、事業利益ともに過去最高を更新。株価も5年間で4倍以上上昇。食品とは全く関係ない事業が株価上昇の要因。主力の食品事業では餃子など冷凍食品を展開、売り上げは全体の約4分の3。いま成長を遂げているのが味の素ビルドアップフィルム(ABF)。味の素で得られる副産物を応用して開発されたもの。高性能半導体の絶縁材で世界シェアはほぼ100%。ABFの開発を主導したのが中村社長。中村社長は1992年に入社、味の素は電子材料分野に進出。上司から、新鮮な素材もゴミ箱に入れてしまうと生ゴミになってしまうと言われる。挑戦する文化のない子会社に行ってしまうとダメになると言われたという。結局、中村社長は本社で研究を続け、1999年大手半導体メーカーに採用される。その功績が評価され去年2月に社長に就任。力を入れているのは挑戦を恐れない組織作り。この日社内で行われていたのは失敗展。仕事上の失敗がイラストで展示されていた。失敗をポジティブに捉え次への挑戦へつなげていく狙いがある。そして今、新たに取り組むのは松竹梅の新戦略。
