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「イスラエル議会」 のテレビ露出情報

恒久的な停戦にむけた動きが見え始めた一方で、ネタニヤフ首相は厳しい状況に置かれているようだ。定数120議席のイスラエル議会でネタニヤフ首相率いる与党「リクード」は連日政権を組んで68議席の過半数を得ている状況。しかし19日、今回の停戦合意に強く反対していた極右政党「ユダヤの力」が離脱。さらに同じく極右政党の「宗教シオニズム」も離脱を示唆している。この2党を合わせると14議席で、両者が離脱すれば過半数割れとなり政権崩壊につながりかねないという。一方で、イスラエル国内では人質救出のための恒久的な停戦を求める世論が高まっていて、イスラエルメディアが報じた調査結果では国民の55%が停戦継続を望んでいるという。戦闘を再開させた場合は人命軽視などと批判が強まり国民からの支持を失う可能性もある。そんななかで救いの手を差し伸べているのが停戦を求めている最大野党「イェシュ・アティド」のヤイル・ラピド党首。ラピド投手は極右政党が離脱した場合、イェシュ・アティドがセーフティーネットになる、つまり恒久的な停戦を条件に与党に協力すると表明している。しかしネタニヤフ首相がこのラピド党首の救いの手を握ったとしても恒久的な停戦となってすべての人質が開放されれば最大野党の目的は達するため協力関係を破棄され少数与党となりこれもまた政権崩壊につながることも考えられるという。どの方向に転んでもネタニヤフ首相にとっては厳しい現状があるようだ、などと伝えた。

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