クマの餌となる木の実の生育状況は秋以降に人里に出没する頻度と相関関係があるとされ、「凶作」の場合島民前に餌を求めて目撃情報などが増える傾向にある。この為、県は毎年この時期に木の生育状況を調べており、きのうは調査員が十日町市松之山の山中でブナの実の調査を行った。調査員はブナの実を見つけると双眼鏡を使って枝の先にブナの実がなっているかを確認し、調査票に記入した。きのう調べた16本のブナの木はいずれも実っておらず凶作だった。県は調査結果の速報値を地域ごとにまとめ、来月上旬に発表する予定。
© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.