去年夏に倉本聰の取材が始まった。倉本は翌春から始まる全130話の大作ドラマ「やすらぎの郷」に取り組んでいた。今のドラマには感動させるものがなくなったと思い、この作品を書いたという。今回の取材に対して倉本のつけた条件は、執筆中は視界に入らないこと。執筆中、そばにいることが許されているのは愛犬のメイサだけだ。自分の能力を超えたものが書けることがあるといい、自分の力で書いているうちはプロだとは思わないと話した。倉本は365日、毎日欠かさず執筆することを自らに課している。
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