586の島々からなるパラオ。その大部分に熱帯雨林やマングローブ林など多くの自然が残っている。長い間パラオを専門に研究する昆虫学者が少なかったこともあり、どんな生き物がいるのか知られていない。そんなパラオで様々な虫に出会うことができた。ホテルで出会ったのは固有種のパラオマダラ。草地や林縁にかけて生息している。さらに夜の森で出会ったのは固有種のパラオガエル。湿った森に生息しており、森に響き渡る甲高い鳴き声が特徴。ジャンプ力も特徴。そして繁殖においても普通のカエルには見られない変わった特徴が。パラオガエルは水の中ではなく、卵を陸上で産み、その卵の中でオタマジャクシが成長。カエルの姿になってから孵化する。水辺が少ない環境で進化した繁殖様式だと考えられている。そして世界三大奇虫のひとつにも出会うことができた。散策中に見つけた小さな洞窟。中を覗いてみるとウデムシが。奇妙な姿から虫好きたちがひと目見てみたいと願う。虫好きの子どもたちにも大人気。ウデムシは大きく分ければクモの仲間に属する生き物。
