メキシコで2日、大統領選挙の投開票が行われ、前メキシコ市長のクラウディア・シェインバウム氏が勝利を宣言する演説を行った。シェインバウム氏は首都メキシコシティ出身で61歳。現職のオブラドール大統領の側近で、汚職や利権の排除などを訴える現職の路線を継承し、男女の平等や経済的自立などを訴えていた。選挙管理当局が発表した予測ではシェインバウム氏の得票率は少なくとも58%になる見通しで、野党3党が支持したガルベス元上院議員に大きく差をつけたとしている。メキシコ史上初となる女性大統領は10月1日に就任する予定。