アメリカ・ニューヨークで世界初と言われるAIアートに特化したオークションが始まった。出品された作品はAI=人工知能に芸術作品を学習させた上で、その技術を活用して作られたものばかりだという。オークションは3月5日まで行われ、入札はまだ始まったばかりだが高いものでは3000万円以上の値がつく予想もあるとのこと。ただ一部の芸術家からは「人間の作品の搾取だ」との声もあがりオークションの中止を求めるデジタル署名も行われている。「著作権のある作品をAIに学習させて作ったものをオークションにかけるのは盗用の助長だ」との主張に賛同し、すでに各国の芸術家ら6300人以上の署名が集まっている。一方、主催者側は「AIは人間の創造性に代わるものではなく可能性を広げるものだ」とアピールしている。