村松さんは「本日はECB理事会が開催される、金利据え置きが予想されているがポイントはスタッフ予測」とし、ECBの金融政策ではスタッフ予測が重要と説明、11月の直近の数字ではインフレ率はECBのスタッフ予測よりも速いペースで鈍化が進んでいることになるなどとし、「今回の改訂ではインフレ予測は相当下方修正されるだろうと。今回から26年度の見通しが新たに加わるので中長期的にECBがインフレをどうみているのかということもわかってくると思う。いずれにしても欧州はインフレが予想よりも速く鈍化しているが景気は悪い、景気が良いアメリカとも状況が違う。市場がどうしてもECBの利下げに前のめりになるはある意味当然」「ラガルド総裁の会見はパウエル議長よりも少し市場とのコミュニケーションという点では難しいかもしれない」などと話した。