ECBヨーロッパ中央銀行は12日の理事会で政策金利を0.25ポイント引き下げることを決めた。利下げは3会合連続で、これにより政策金利として重視する中銀預金金利は3.00%となる。ECBは声明でインフレの抑制が順調に進んでいるとした上で、景気回復は想定よりも遅れるとの見方を示した。またアメリカのトランプ次期政権による関税引き上げの可能性がある中、ラガルド総裁は貿易摩擦の激化はユーロ圏の成長に重しとなる可能性があると警戒感を示した。
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