フィスコNYの平松京子さんのドル円予想レンジは147.80円~148.80円。パウエル議長発言を控えて、ドルは引き続き推移する可能性があるとしている。注目ポイントは「来年の利下げの可能性を探る」で、「ウォラー理事が12月FOMCでの政策据え置きや利下げ可能性を示したため、来年の利下げ確率も上昇し、ドル売りに拍車をかけた。次の中銀の行動が利下げとみられる一方、米国経済が底固く推移する可能性がある」、「7-9月期GDP改定値は+5.2%と予想以上の上方修正され、2021年10-12月期以来で最大の伸びを記録した。OPECプラスは追加減産を決定するとみられ、原油も上昇する可能性が残る。パウエル議長がイベントで市場の利下げ観測の行き過ぎを修正するかに焦点が集まる」などと話した。