東京発、新大阪行き新幹線の最終便が繰り下げ。シンデレラタイムが少し遅くなりそう。JR東海は今月15日のダイヤ改正で最終列車の時間帯に東京発、新大阪行きの臨時の「のぞみ」を増設すると発表。これにより終電の時間が今よりも6分遅くなる。新幹線が開業したのは今から61年前の1964年。当時、東京から新大阪へ向かう終電の時間は午後8時だった。その後、技術の進歩とともに終電の時間は少しずつ遅くなり、1992年にのぞみが登場すると終電は約1時間20分遅い午後9時18分に。新大阪行きの最終新幹線は「シンデレラエクスプレス」と呼ばれ、少しでも長く一緒にいたい恋人たちがホームで別れを惜しむ姿が話題となった。新幹線開業から半世紀以上、終電の時間は午後9時30分に。今回の臨時便は混雑緩和が目的で、利用者が多い繁忙期など需要を見極めながら運行するという。