さいたま市・しまむら さいたま新都心店を訪問。好調を取り戻した人気の秘密に迫る。島村・鈴木誠代表取締役社長を取材。1953年(昭和28年)に埼玉県で島村呉服店を創業。ファッションセンターしまむらは、高品質低価格を武器に国内に1415店舗を展開。2018年から3年連続で減収減益と低迷期を経験。2020年に鈴木社長が就任すると業績は右肩上がりに。2024年(2月期)売上高は6300億円以上と過去最高を更新。V字回復のカギはアイテム数の増加。一点ものが多く、新たな出会いがあるため数店舗まわり掘り出し物を探しに行くお客さんも。掘り出し物を見つけ、SNS等で報告する「#しまパト」という活動も人気。続いてのV字回復のカギは多彩なコラボ商品。ターゲットの年代やコンセプトごとに17以上のブランドを展開。SNSなどで人気のインフルエンサーやキャラクターとのコラボ商品。ファッション誌「リンネル」「InRed」と共同開発したSEASON REASON by Lin.&Redなどを積極的に導入し客足を伸ばした。ほとんどサプライヤー(仕入れ先の企業)との共同開発ブランド。鈴木社長は「9割以上の商品はメーカーの工場で作っている。色々な企画に基づいた商品がある」などと語った。
流行に敏感なサプライヤーたちと向き合い、一緒に商品化を進めるのがしまむらのバイヤー。しまむらでは、毎週火曜日に約500社のサプライヤーが本社を訪問。各ブランドや担当ごとに商談。チーフバイヤー・川那子さんに話を聞いた。1日で15~20社くらいを20~30分の間で回しているという。特別に実際の商談の様子を紹介。川那子さんは「返品なしを前提としている。サプライヤーには大きな安心感を持ってもらう」などと語った。サプライヤー・クロスプラス・今井田さんは「提案に足りない部分、分析検証が甘い部分に対して“それは違う”とはっきり言ってくれる人が多い。日々勉強させてもらいながら取り組んでいる」などと語った。今後の展望について、鈴木社長は「店舗を増やしていかなければいけない。都市部を中心に出店をもっと加速していきたい。オンラインストアの支払いを店でしてもらう人が9割。来店してもらえれば送料無料。店を増やし使い勝手を良くしていかないといけない」などと語った。
流行に敏感なサプライヤーたちと向き合い、一緒に商品化を進めるのがしまむらのバイヤー。しまむらでは、毎週火曜日に約500社のサプライヤーが本社を訪問。各ブランドや担当ごとに商談。チーフバイヤー・川那子さんに話を聞いた。1日で15~20社くらいを20~30分の間で回しているという。特別に実際の商談の様子を紹介。川那子さんは「返品なしを前提としている。サプライヤーには大きな安心感を持ってもらう」などと語った。サプライヤー・クロスプラス・今井田さんは「提案に足りない部分、分析検証が甘い部分に対して“それは違う”とはっきり言ってくれる人が多い。日々勉強させてもらいながら取り組んでいる」などと語った。今後の展望について、鈴木社長は「店舗を増やしていかなければいけない。都市部を中心に出店をもっと加速していきたい。オンラインストアの支払いを店でしてもらう人が9割。来店してもらえれば送料無料。店を増やし使い勝手を良くしていかないといけない」などと語った。