愛知・名古屋市で発生した電動キックボードのひき逃げ事件。この事件は全国に大きく報道された。番組ではこの事件を発生当時から独自取材していた。捜査員は現場近くに設置された防犯カメラの映像を入手。時刻は午後5時11分。歩道を歩いていた男性が被害者。道は一方通行、電動キックボードは逆走していることがわかった。電動キックボードに乗っていた男は、被害男性を救護、通報しないまま逃走していった。被害男性は鎖骨と肋骨を折る全治2か月の重傷だった。男が乗っていたのは免許が必要な、最高時速30km出る電動キックボードだった。中警察署に捜査本部が設置され交通捜査課のメンバーが集結した。捜査の指揮を任されたのは石井順一警部。防犯カメラを調べ、容疑者は黒髪で短髪。服装は上下黒。電動キックボードは黒で一部が白いことが判明。捜査員は事件現場周辺の防犯カメラの映像を回収。5日後、容疑者のマンションがわかった。男の部屋、40代無職だということがわかった。捜査員はマンションに張り込みを開始。張り込み開始から5時間半、容疑者が現れすぐに逃走した。