翌朝5時30分、前田さんは野呂さんのお宅に伺った。朝ごはん担当は妻の貴代さん。6時に仕事に行く夫の分だけ4時に起きて先に用意するのが日課なんだそう。おみそ汁に使う天然ワカメは歯ごたえと風味が特徴。そんな朝ごはんのメインは毎日自分で作った「納豆」。匠の美味しい食べ方はまずかき混ぜ、糸をうんと出す。納豆を力強くかき混ぜ糸を出しうま味をアップさせる。「ポリグルタミン酸」は納豆のネバネバの主成分でうま味物質グルタミン酸が長くつながったもの。50回ほどかき混ぜたら薬味とタレを入れ、そこにわさびを加える。わさびの鼻に抜ける辛さが納豆の味を引き締めにおいが気にならなくなるという。
