今日生成AIのChatGPTを開発した企業のOpenAIが東京に新たな拠点を作った。アメリカのサンフランシスコに本社を置き、海外拠点はイギリス、アイルランドに続いて東京が3箇所目に。日本に拠点を設立した理由にブラッド・ライトキャップCOOは日本は重要なマーケットで企業者社会で効率的に技術を取り入れてきた歴史があるとした。東京を拠点に日本での事業を強化し、企業向けの生成AIサービスを展開し、日本語、日本文化に特化のモデル開発も強化するという。また日本政府が進める生成AI開発・活用のルールづくりや事業者の立場から協力していく考えを改めて示した。生成AIを巡ってはアメリカのIT大手が日本国内で巨額の投資を打ち出している。今後2年間で4400億円を投資。アマゾン・ウェブ・サービスは2027年までの5年間で2兆2000億円あまりを投資する計画。グーグルは今年までの四年間に1000億円の投資を考えていて各社は日本を有望な市場と見て事業の強化を加速させる。日本企業は業種や分野に特化する形で大規模なデータセンターを必要としない小回りがきく戦略をすすめている。NTT、NECはそれぞれ自社開発した生成AIの企業向けサービスを先月に相次いで開始。KDDIは今月に国産生成AIを開発のスタートアップ企業を子会社化し企業・自治体向け事業に参入する。ソフトバンク、楽天グループは生成AIの開発や事業化に向け準備を進めるという。