米国のアップルは9日、カリフォルニア州にある本社で最新のiPhone16の4機種を発表した。最大の特徴は、生成AIのシステム「アップルインテリジェンス」の導入。AIが複数のアプリと連携し、メールの内容を要約するほか返信の文案を作成したり、保存された家族や友人の写真から画像や絵文字を生成したりできるとしている。また、音声アシスタント「Siri」の機能を向上させ、言い間違いをしても文脈を理解し、やり取りをスムーズに行えるようになるとしている。スマホへの生成AIの搭載は今、各社が力を入れている。グーグルは生成AI「Gemini」で、スマホで閲覧したホームページを要約することなどができる。韓国のサムスン電子も、AIを搭載した端末を発表している。