ダウは構成銘柄「ユナイテッドヘルス」の株価が20%以上急落したことで終日軟調な値動きとなった。「ユナイテッドヘルス」は医療コストの上昇で通期利益見通しを引き下げたことが嫌気され売りに押された。他の保険株も下落。前日の急落を受け、半導体・ハイテク株の一部には買い戻しの動きも見られたが、ナスダックは上値が重く結局マイナス圏で取引を終えた。独占禁止法が認定された「グーグル」の親会社「アルファベット」が下落したほか、エヌビディアの株価も引き続き軟調で全体の重荷となった。きょうは引け後に「ネットフリックス」の決算も発表される。