ギリシャを公式訪問中の佳子さま。足を運ばれたのは“ギリシャで最も美しい”と言われるケルキラ島。歴史的な建造物が続く旧市街は世界遺産にも登録されている。佳子さまはギリシャの観光大臣らから旧市街について説明を受けられた。ギリシャのテレビ局・Starのニュースサイトでは佳子さまについて「彼女にはコミュニケーションの才能が有り伝統と現代の橋渡しができる」と報じられている。現地の人々とのふれあいを大切にされている佳子さま。この日の午前中に訪問されたのは聴覚障碍者やその家族を支援する施設。出迎えた人たちにギリシャの手話で挨拶された。この施設では手話教室に参加し現地の手話を学ばれた。ギリシャ・ERTのニュースサイトでは、日本の手話を理解している佳子さまがギリシャの手話を学んで挨拶されたことを紹介。予定時間より長く滞在し熱心に視察されたことに施設の関係者らが深く感銘を受けたと報じている。手話通訳士の南瑠霞さんは佳子さまの手話について「自分の手からしっかりと思いを込めて伝えたいと思ってらっしゃる手話だなと感じた」などと話した。