備蓄米、2回目入札7万トン。2回目の入札は、初回で落札されずに残った分を含む計7万トンが対象で、2024年産が4万トン、23年産が3万トン。「はえぬき」や「コシヒカリ」など35品種が含まれる。専門家の間では、備蓄米の流通で数百円程度値下がりするとの見方が多いが、昨年前半のように2千円台に戻るのは難しいとみられる。農水省は26日に、備蓄米が全て放出されれば、今年6月末の民間在庫が179万トンに増えるとの見通しを示した。ただ、それでも業界内で価格が安定する適正水準とされる180万~200万トンにはわずかに届かない。(東京新聞)