三木町井上の山沿いの地区では、自然豊かな景観を保全しようと地元で活動しているNPO法人が、去年から冬の間、使わない休耕田にコスモスを植えている。およそ6ヘクタールの敷地にはコスモスの代表的な品種「センセーション」が見ごろを迎え、ピンクと白の花が一面に咲き誇っている。NPOによるとことしは夏の高温の影響で種まきを9月中旬に遅らせたため、いまが見ごろとなっているという。また周辺には生き物が生息する空間「ビオトープ」が整備され、ホタルの幼虫のえさとなる巻貝のカワニナも生息していて、来年5月ごろにはホタルが舞う様子が見られるという。三木町北部地区の生活環境を良くする会・泉浩二会長のコメント。